ガルーダの贈り物ーインドネシア理解ー
岡山市立甲浦小学校 服部 誠
夏休みに勤務校の学区にある光南台公民館で国際理解講座(実年講座)の講師を務めました。原稿、レジュメ、民族衣装(バティック)、南国の果物模型、インドネシア生活の数々の写真、プロジェクター、世界地図、ギター、アンクロン、楽譜等々いろいろ準備が大変でした。(準備したものはすべて効果的で、実によく役に立ちました。)
戦時中にインドネシアにいた人(元日本兵)も何人かおられることは予想していましたが、予想通り、すぐインドネシア語で話しかけられました。講演中も熱心にメモされたり、質問されたり真剣でした。
ポイントはやっぱり音楽。「ブンガワンソロ」とか「かわいいあの娘は誰のもの(NONA MANIS)」など、日本でも歌われていたインドネシアの歌をギター片手に歌うと盛り上がる盛り上がる。講演会が一気にコンサート会場に。(おおげさです。) 元日本兵の方からはスマトラの曲のリクエストもありました。
光南台公民館実年講座
ガルーダの贈り物
1 はじめに
2 インドネシア共和国
・概要
・宗教
・インドネシア語
3 ジャカルタ日本人学校(JJS)
4 インドネシアでの生活
ー日本人としてー
衣・食・住
5 インドネシアの音楽
6 使用人とのくらし
7 終わりに
*最後はみんなで アンクロンに挑戦
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講演の最後もやはり音楽。参加体験学習です。
自前のアンクロン(今では有名になっている東南アジアの竹の楽器)を指導して、「ふるさと」や「さくらさくら」をみんなで演奏。日頃楽器の演奏など考えてもおられない実年の方々が本当に楽しそうに演奏してくれました。
講演後の質問も活発。教職員は見習う必要があります? |
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上は 講演のレジュメ
前回の原稿(国際理解第25号)にも
書きましたが、研究会のみなさんのすば
らしい経験を積極的に生かしましょう。
身近なところからどんどんと。機会は自
分で作ってでも。
国際理解教育の推進を多様な形で一歩
ずつ。そんなことを思いながら。